「グスコーブドリの伝記」という本は、宮沢賢治の童話。
1920年代の冷害にみまわれた東北の森を舞台に、厳しい自然と向き合う青年の姿を描いています。
イーハトーブの森に暮らすキコリの息子として生まれたグスコブドリは、
冷害による飢饉で両親を失い、妹と生き別れます。
そして、火山噴火の影響による職場の閉鎖などといった苦難を経験し、
農業に携わったのち、クーボー大博士に出会い学問の道に入ります。
学業を修了後、彼はペンネン老技師のもとでイーハトーブ火山局の技師となり、
噴火被害の軽減や人工降雨を利用した施肥などを実現させ、妹との再会もはたします。
ところが、ブドリが27歳のとき、イーハトーブはまたしても深刻な冷害に見舞われてしまいます。
この危機をどうやってのりきるのか・・・
賢治の没後60周年を記念して1994年にアニメ化もされています。
映画ではどんなふうに描かれているのでしょう。
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